※ここに記載の無い場合はお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
歯並びと健康には深い関係があります。
歯並びが悪いと虫歯や歯周病になりやすいばかりでなく、正確な発音ができなかったり、著しい咀嚼力(そしゃくりょく)の低下により、アゴの骨の発育異常を招く場合もあります。
また美しい歯並びは、健康的な笑顔を作ります。
歯並びが悪いと、それをかくそうとして反射的に口を閉じ「取っつきにくいな」という印象を相手に与えます。
歯並びを治すことで、これまで社交的でなかった人が、見違えるように活発で、積極的な性格に変わる例はたくさんあります。
歯列矯正には適齢期はありません。
どの年齢からも歯周疾患やムシ歯が無ければ治療することができます。
しかし、極端な受け口(下顎前突)や出っ歯(上顎前突)の場合では、成長を利用して、上下のアゴの骨のバランスを良くする治療をした方がきれいな口元になりますから、このような場合は小学校の低学年からの治療が理想的です。
骨の成長を利用して治療を行う低年齢の場合では、初期の治療には取り外しのできる簡単な装置でアゴの骨や歯を動かします。
おとなの歯並び(永久歯列)の場合では、歯の表面に特殊な接着剤でブレースを付けて動かします。
取り外しのできる簡単な装置では痛みはほとんどありません。
ブレースなどの取り外しができない装置の場合では、最初に歯が浮いたような違和感がありますが、2~3日くらいで自然になくなります。
歯並びの状態によって大きく変わりますが、目安として、年齢が中学生以上の場合で、おとなの歯並び(永久歯列)から治療を始められた時には、1年半~2年ぐらいかかります。
また、小学校の低年齢より治療を始められた場合でも、永久歯が完全に生えそろう12~13才ぐらいまでは治療しなければなりません。